1964-06-20 第46回国会 参議院 本会議 第30号 「治安警察法第十七條、第三十條の其の廃止理由と刑法の暴行、脅迫の規定と暴力行為處罰法との関係を考へてゐるのである。」と述べ、この三つの関係を考えていると述べまして、労働運動等の場合に暴行脅迫が行なわれたときは、一般刑法の適用をもって足るものとして、治安警察法を廃止したのであり、労働運動等の行為の場合における暴行脅迫につきその刑罰制裁を加重せんとしたのではないと、かように述べているのであります。 稲葉誠一